優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)
…仕事復帰して、外に出るようになると、なんだか息抜きができてる気がして楽しかった。
この生活にもちろん不満はない。大好きな子供達と、愛する旦那様がいつもそばにいて、幸せを毎日かみしめるほどだ。
でも、たまには外に出て、他の人とも触れ合っていないと若干の疎外感を感じていた。
何かの本に書いてあったっけ。
社会に置いて行かれてる気がするとか。
…元々、仕事が生きがいのようなものだった私には、やっぱり、仕事をする事も必要なのかなと、思う。
それをわかってくれる修二さんだからこそ、この話を私に振ってくれたんだと思う。
「…有藤さん」
「…どうしました?」
終業前、安住さんが私に声をかけてきた。
「…ちょっとご相談があるんですが」
「相談、ですか?…私なんかでいいんですか?」
「…有藤さんが、適任なんです」
「…はぁ」
なんだか切実な顔をした安住さんを見ると、放っておけず、相談にのることに。
それを境に、相談にのる事が、多くなっていった。
この生活にもちろん不満はない。大好きな子供達と、愛する旦那様がいつもそばにいて、幸せを毎日かみしめるほどだ。
でも、たまには外に出て、他の人とも触れ合っていないと若干の疎外感を感じていた。
何かの本に書いてあったっけ。
社会に置いて行かれてる気がするとか。
…元々、仕事が生きがいのようなものだった私には、やっぱり、仕事をする事も必要なのかなと、思う。
それをわかってくれる修二さんだからこそ、この話を私に振ってくれたんだと思う。
「…有藤さん」
「…どうしました?」
終業前、安住さんが私に声をかけてきた。
「…ちょっとご相談があるんですが」
「相談、ですか?…私なんかでいいんですか?」
「…有藤さんが、適任なんです」
「…はぁ」
なんだか切実な顔をした安住さんを見ると、放っておけず、相談にのることに。
それを境に、相談にのる事が、多くなっていった。