優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)
《修二side》
仕事を始めてから、前にも増して、笑顔が増えた麗美。
仕事柄、育児を手伝うと言っておきながら、結局は麗美に全てを任せてしまっている事に申し訳なく思っていたある日。
総務部がヘルプを出してる事がわかり、息抜きも兼ねて、麗美に仕事の話をふってみた。
次の正社員が決まるまでの短期の仕事だったが、麗美はニコリと笑ってやると言った。
毎日が、本当に充実しているんだろうと思うと、こちらも嬉しかった。
…でも、仕事を始めて数ヶ月後。
俺は目撃してしまう。
朝陽と手を繋ぎ、優美はスーツの男に抱かれ、まるで親子のように楽しそうに話す麗美の姿を。
…その場に行って、問い詰めたかったが、麗美は、俺の妻だという事は、総務部の人には伏せてある。
それに、俺の勘違い、という事もある。
だから、あえて、その場は何事もなく、去る事にした。
仕事を始めてから、前にも増して、笑顔が増えた麗美。
仕事柄、育児を手伝うと言っておきながら、結局は麗美に全てを任せてしまっている事に申し訳なく思っていたある日。
総務部がヘルプを出してる事がわかり、息抜きも兼ねて、麗美に仕事の話をふってみた。
次の正社員が決まるまでの短期の仕事だったが、麗美はニコリと笑ってやると言った。
毎日が、本当に充実しているんだろうと思うと、こちらも嬉しかった。
…でも、仕事を始めて数ヶ月後。
俺は目撃してしまう。
朝陽と手を繋ぎ、優美はスーツの男に抱かれ、まるで親子のように楽しそうに話す麗美の姿を。
…その場に行って、問い詰めたかったが、麗美は、俺の妻だという事は、総務部の人には伏せてある。
それに、俺の勘違い、という事もある。
だから、あえて、その場は何事もなく、去る事にした。