優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)
午後8時。仕事を終えた私は帰り仕度をする。
そんな時、タイミング良く携帯が鳴る。…メールだ。
『裏の出口で待ってる』
素っ気ないメールに少し笑ってしまった。
言われた通り、裏の出口に行くと、黒塗りの高級車が止まっていて、驚いたとともに、納得する。…新條社長の言葉は、全て真実だと。
私に近づいた運転手が、ドアを開けてくれた。
「…ありがとうございます」
そう言って微笑むと、笑みを返してくれた。
「…裏の出口からで、すみません。でも、その方が、有藤さんも、気兼ねなく車に乗れると思ったので」
「…そうでね、堂々とこの車に乗るのは、勇気がいります」
私の言葉に、新條社長は、少し笑った。
間もなくして走り出した車の行き先は、某ホテルのレストラン。そこでは、なんの話もなく、食事をしただけで、何も話してくれない事に、少し苛立ちを覚えた。
そんな時、タイミング良く携帯が鳴る。…メールだ。
『裏の出口で待ってる』
素っ気ないメールに少し笑ってしまった。
言われた通り、裏の出口に行くと、黒塗りの高級車が止まっていて、驚いたとともに、納得する。…新條社長の言葉は、全て真実だと。
私に近づいた運転手が、ドアを開けてくれた。
「…ありがとうございます」
そう言って微笑むと、笑みを返してくれた。
「…裏の出口からで、すみません。でも、その方が、有藤さんも、気兼ねなく車に乗れると思ったので」
「…そうでね、堂々とこの車に乗るのは、勇気がいります」
私の言葉に、新條社長は、少し笑った。
間もなくして走り出した車の行き先は、某ホテルのレストラン。そこでは、なんの話もなく、食事をしただけで、何も話してくれない事に、少し苛立ちを覚えた。