ホワイトデーの奇跡【完】




『っちが!あれは、そのっ』



「……」




どこで、見られてたんだろう…。


全然気付かなかった…恥ずかしい。



顔が真っ赤になっていくのがわかって、余計に恥ずかしかった。







『彼は、特別というかっ…その』






武藤くんは、男の子っていうよりも。


親やたまちゃんに近い不思議な存在で…。



周りがいうような男女の関係ではなくて…。


どう言ったらいいのか、わからないけど…

特別としか表現出来なかった。






< 253 / 411 >

この作品をシェア

pagetop