ホワイトデーの奇跡【完】





「さくら…」


『うん?』





燃え続ける炎を見ながら、たまちゃんが口を開いた。








「にい、家出ることになった」





『……えっ』







家を…出る?
< 285 / 411 >

この作品をシェア

pagetop