ホワイトデーの奇跡【完】




「何でっ…隣に立つのが俺じゃないんだって!」



『…えっ』






「俺だって!あの日から、さくらのことずっと見てた。さくらのことずっと心配して、ずっと…今もっ…さくらのこと考えてっ…俺は何をすればいいんだって」




『…そんな…』


「俺に出来ることはないのかって!!ずっと考えてたよっ」


『………ぁ』







そうだ……思い出した。






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