ホワイトデーの奇跡【完】




「…………ううっ…うっ…ううう」


『…たまちゃん?』














「うっ…うわあぁぁぁん…うっあぁぁ」











『えっ、えっ!?たまちゃん!?』



たまちゃんが、突然泣き出した。

それも、声を出して、子供のように、泣き出してしまった。


どうしていいかわからず

私はたまちゃんの背中をさすり続けた。




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