春よ恋。

ぴんく

愛するってどんなことなんだろ。
好きは梨華のことを思う気持ちとは
違うものなんだろうか。

そんな事考えていたら
あっという間に給食の時間が終わった。

「「「ごちそうさまでした」」」


「おーいバカ女?飯終わりだぞ?」
真叶の声で気がついた。

「あ、うん。ごめん。」
「具合でもわりぃのか?」
「なんでもないよ!!元気!!」
「ならしっかり俺の分の片付け頑張って」

真叶は押し付けるのが上手い。
何でも引き受けてしまう私も悪いけど…


掃除、お昼休みが終わり
午後の授業になっても
心のモヤモヤが晴れることはなかった。
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