春よ恋。

しろ

いつしか眠りについていた私は
優秀な目覚ましによって起こされた。

めずらしくすっきり起きたので
7:04
梨華に電話をかけた。

プルルルル…
「うそ!にーなおきてたの!珍しい!」
「昨日真叶と話して気分いいんだー!」
「朝からあいつの話は遠慮しとく」
「あいよ!いつもどーりお待ちしてます」


それから梨華と登校し
学校についてからも
他愛のない話で盛り上がった。


「おはよバカ女。元気でたか?」
「真叶!おはよ!元気でた!」
「なになにー?とんとん今日は
にーなに優しすぎないかー?笑」

そんな何気ない会話がこれから先も
ずっとずっと続いていくと思っていた。

中学3年 2月。
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