軌跡
「えっ…!?」
と同時に頭をラケットではたかれた。
「いったぁぁ!!
何すんの~~!」
「だってずっとサッカー部見てるじゃん。
部活に集中しろ!」
ふざけ半分のミクがなんとなくぼやけて見えた。
「はぁぁぃ」
だるそうにあたしが用意をしていると、
「岡田さん、」
「ん?」
確か…男子卓球の守山。
「何…?」
またまただるそうに返事をする。
「サッカー部にすきなヒトが
いるの?」
―…・ドキィっ!!!
ず…図星。