+時の砂+
男の目が冷たい目に変わった。

「・・・・」

『ねー大丈夫?』

「うるせーな・・・」
『へ?』
きょとんとする麗奈に男は、睨み付けた。

「っうっせーんだよ・・・あんたウザいな。」

不機嫌な顔をし、男は、花びらを払いのけ靴を履いてどこかにいってしまった。

『なんなんあいつ?!感じ悪・・・顔がよくてもあんなのごめんやわ!!

ってか礼ぐらい言えよ心配して声かけたのに・・・』

『腹立つ!!!』

恋愛漫画のように行かないのが現実だ。期待していた分寂しさ倍増だ。

『ん?!』
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