ただ、今


「なあ、どこいくん?」

『ん、あのビルの最上階。景色めっちやよくてお前に見せてやりたいんだ。考え事すんの辞めたくなるから(笑)』

「あ、そう(笑)。」


見たらめちやくちや
高いビル。

もう何階建てだったかは
わすれちやったけど
周りにはそのビル以上に
高い建物はなかったから
遮る物ひとつなくして
景色は最高だった。


朝日に照らされた
ビルの窓があちこち
反射して
とても綺麗だった。
< 9 / 79 >

この作品をシェア

pagetop