アンリクワイヤード・ラブ





「嘘下手なのな。」



「え…?」




風堂くんの思いがけない一言で
あたしは固まる。




「片思いが辛くないなんて…
……ありえねぇよ。」



寂しげな横顔で
そんな悲しいこと言わないでよ…




ねぇ…神様…

風堂くんの"好き"を
一度だけでいいから…
















あたしにください…












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