アンリクワイヤード・ラブ
今までの事を全部
夏海ちゃんに話すと
少しだけ 気が楽になった感じがした…
人に話すだけで
こんなに 変わるんだね。
「そっか…て、てか!
あたし…余計なこと言っちゃったよね?
3年生に彼女がいるだなんて…ごめんね。
無神経だったよね…」
「無神経だなんて!そんな事思ってないよ!
夏海ちゃんだって あたしが好きだなんて
知らなかったわけだし……
気にしないで?ねっ?」
しゅんとなる夏海ちゃんに
あたしは ニコッと笑いかけた。
「これからは 応援するから!
何でも言って来なよ?」
そんな夏海ちゃんの言葉が嬉しくて
つい、泣きそうになった。
「ありがと!夏海ちゃん!」
いい友達に出会えてよかった…