「先生、それは愛だと思います。」完
あとがき
最後に
最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。
この作品から読んでくださった読者さんにとってはなんのこっちゃといった話になりますが、前から報告していたように、この作品をもって創作活動を無期限で休止させて頂きます。
中学2年生のころから「春田モカ」の名前で書き始め、8年が過ぎました。
まさかここまで長く書き続けているとは思いもしませんでした。
携帯小説を書いたことは私の人生にとって本当に大きな分岐点だったと思っております。
もし書いていなかったら体験できなかったことがどれほどあることか……そう思うととても感慨深いです。
ずっと応援してくださった読者さんには、本当に頭が上がりません。感謝の気持ちでいっぱいです。
今作は卒論を提出するような気持ちで書いた作品なので、読んで頂けたことを心から嬉しく思います。
やっぱり王道の携帯小説というと、私の中で「主人公が女子高生」というイメージが強かったので、休止前の最後の作品は主人公を女子高生にしました。久々の学園ものでしたが、書いていてとても懐かしい気持ちになりましたし、私にとって大切な作品が1つ増えました。
文ちゃんを想うあまりに、先生の気持ちは現実的な問題との間でいったりきたりしていましたが、文ちゃんが常に揺らがずに先生を愛していたおかげで、このお話を完結させることができました。「好き」という感情だけで走れてしまう女子高校生らしい主人公を最後に描くことができ幸せでした。
創作活動を初めて、読者さんから沢山の反応を頂いて、嬉しいだけじゃなく時には凹んだりしたこともありましたが、ネットを通じてこんな風に沢山の人と出会えたことを本当に嬉しく思います。
拙いのは今も尚ですが、中高生の時に書いた作品(偽りの王子様など…)の文章は特に拙いにも関わらず、昔の作品を今も好きだと言ってくれる読者さんがいることに毎回感激しております。好きだと言ってもらえることで、どんなに拙い作品でもいつまでも大切に思えますし、時間が経ってもその作品は色んな形で「生きて」いるんだなって思えます。
また気まぐれに書き始めた時は、どうか暇つぶし程度に読んで頂けましたら幸いです。
長くなりましたが、本当にありがとうございました。
作品は消しませんので、これからもふと思い出したときに読んで頂けたら嬉しく思います。
沢山の思い出をありがとうございました。
春田モカ