病弱彼女の彼氏はドクター



「蒼斗に電話するね?」


あたしはそのまま眠ってしまった。


「‥‥‥‥か…のか!‥‥‥‥‥ほのか!」

「ん‥‥あおと」


あたしの目の前には蒼斗の姿。


「よし、帰るか。」

「ん、」


立ち上がろうとしたら

足に力が入らなかった。


「立てないのか?」

「うん。立てない」

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