こんぺいとう

それにしてもいい天気!
気持ちい〜
『桃果ー!早く食べようよ〜』
2人でフェンスに寄っかかって座ってパンを食べてたら屋上のドアが開いた。

『あ!?!?つっきーじしゃん!!!なんでいんの!?』
『誰!?隣の子!?!?彼女???』
『らい、まさか…』
男の子が3人入ってきた。
私の一番苦手なタイプ。
ドアが開いたときに反射的に立ち上がった私達。
らいは「お前らなんでいんだよ…」とか言ってたかららいのお友達なんだと思うけど…。私は知らない…。

いつの間にか、私はらいのシャツをつまんで後ろにかくれていた。

その様子に私以外のみんなが驚いている。
もちろん、らいも。

ふいに、らいが私の頭をクシャっと撫でてくれた。
びっくりしたけど何故だか安心した。
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