世界が終わる瞬間


「そんな奴とより戻しても
良いことなんてないっしょ〜」


周りのみんなは、

そう言いながらゲラゲラと笑う。


「だよね、だよねぇ〜!
やっぱり振って、だいせいかぁ〜い」


そう言いながら、

私達はゲラゲラと笑い続けた‥‥‥。


―――――――――‥‥‥
―――――‥‥


「ねぇねぇ、だいちゃん!」

「ん? どうしたんだ?」


私が、だいちゃんに飛びついた。


「おいおい、
今日はやたらと甘えん坊だな〜」


そう言いながら、彼氏であるだいちゃんは、

私の頭をポンポンと優しくなでた。


「ねぇねぇ! 私ね、クレープ食べたい!」

「うしっ、じゃあ食いに行くか!」


そう言って私達二人は、

手を取って歩き始める。


その時、ビルにある大きなスクリーンから、

とんでもない映像が流れだした。


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