世界が終わる瞬間
最終章
この様子を、
モニター越しに確認している科学者が2人。
「さて、次はどんな設定で
作っていこうかなー」
メガネをかけた科学者がそう呟く。
すると、もう一人が
「まぁ、どんなことをするにしても、
メインキャラクターは変わらないから。
そこら辺はどうにでもなるわよ」
と言った。
それを聞いた科学者は、
ひとつ頷いてからメガネを外した。
「じゃあ、今度は親をテーマにしようか」
「いいわね。
まだ、そのデータは取れてないわ」
2人は顔を見合わせてにこりと笑った。
「じゃあ、もう1度創り直そうか。
新しい世界を‥‥‥」