世界が終わる瞬間
最終章


この様子を、

モニター越しに確認している科学者が2人。


「さて、次はどんな設定で
作っていこうかなー」


メガネをかけた科学者がそう呟く。

すると、もう一人が


「まぁ、どんなことをするにしても、
メインキャラクターは変わらないから。
そこら辺はどうにでもなるわよ」


と言った。

それを聞いた科学者は、

ひとつ頷いてからメガネを外した。


「じゃあ、今度は親をテーマにしようか」

「いいわね。
まだ、そのデータは取れてないわ」


2人は顔を見合わせてにこりと笑った。


「じゃあ、もう1度創り直そうか。
新しい世界を‥‥‥」


< 34 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop