一途な恋
Episode*8 思い出と涙
あの日から毎日、私は学校帰りにカ~くんのお見舞いに行った
1ヶ月後。
カ~くんは退院して、
学校に通えるまで復活していた。
学校。
「おはよー、カ~くん‼」
『おぅ!おはよー‼』
記憶はまだ戻らないみたいだったけど、
私たちは普通の友達関係になっていた…
『如月!今日も遊びに行くか?』
如月…か…
また椿って呼んでくれないかな…
「あ…うん!どこに行く?」
『思い出の場所…』
えっ…?
思い出って…記憶、戻った!?
「思い出したの!?」
『いや…何か思い出せるかな…と思って…』
「そっか…じゃあ、放課後にたくさん思い出の場所に行こ?」
『おぅ!』
そして時間はあっという間に経ち、
放課後…私とカ~くんはまず金木犀の木の公園に行った。
「ここはね…私とカ~くんの大好きな場所。いっぱい遊んで、いっぱい笑ったり泣いたりした場所…。今は咲いてないけど…秋になったら金木犀がたくさん咲くんだよ?とってもいい香りなの♪」
真剣に私の話を聞くカ~くん。
一生懸命、思い出そうとしていた…
私たちは次にプラネタリウムに行った。
「ここは、私たちの始まりの場所…。」
カ~くんは少し微笑んだ…
でも、目が哀しそう…
「どぉ…?何か思い出せそう?」
『ごめん…やっぱダメだ…』
「そっか…そうだよね…」
1ヶ月後。
カ~くんは退院して、
学校に通えるまで復活していた。
学校。
「おはよー、カ~くん‼」
『おぅ!おはよー‼』
記憶はまだ戻らないみたいだったけど、
私たちは普通の友達関係になっていた…
『如月!今日も遊びに行くか?』
如月…か…
また椿って呼んでくれないかな…
「あ…うん!どこに行く?」
『思い出の場所…』
えっ…?
思い出って…記憶、戻った!?
「思い出したの!?」
『いや…何か思い出せるかな…と思って…』
「そっか…じゃあ、放課後にたくさん思い出の場所に行こ?」
『おぅ!』
そして時間はあっという間に経ち、
放課後…私とカ~くんはまず金木犀の木の公園に行った。
「ここはね…私とカ~くんの大好きな場所。いっぱい遊んで、いっぱい笑ったり泣いたりした場所…。今は咲いてないけど…秋になったら金木犀がたくさん咲くんだよ?とってもいい香りなの♪」
真剣に私の話を聞くカ~くん。
一生懸命、思い出そうとしていた…
私たちは次にプラネタリウムに行った。
「ここは、私たちの始まりの場所…。」
カ~くんは少し微笑んだ…
でも、目が哀しそう…
「どぉ…?何か思い出せそう?」
『ごめん…やっぱダメだ…』
「そっか…そうだよね…」