一途な恋
Episode*3 復讐とキス
次の日。
ピンポーン…
「はーい‼」
『おはよ。用意できた?』
「おはよ~!出来てるよ‼」
付き合ってから1日目。
私たちは周りに見せつけるようにイチャイチャしながら登校した。
ちょっと照れくさかったけど、
隣には大好きなカ~くんが居てくれる…
ただそれだけで幸せだった。
それにしても、周りの視線が痛い…
中には文句をブツブツ言ってる女の子も居る。
教室に入ると皆の視線が私たちに向けられた。
ザワザワ…
椿「お…おはよ~」
私は最近仲良くなった師走ゆずちゃんに挨拶をした。
ゆ「おはよ~!ねぇ、椿ちゃんあのイケメンと付き合ってるの!?」
椿「う、うん…」
ゆ「いいなぁ~、羨ましぃ~」
アハハ…と苦笑いをして席に着いた。
嬉しいことにカ~くんの席は私の後ろの席だった。
後ろを向くとすぐ近くにカ~くんが居る
…そう考えただけでドキドキする。
授業中。
ポンッ…
背中にカ~くんの手があたって、私は体をビクッとさせた。
後ろを振り向くと…
「(寝てる…)」
寝てるカ~くんもカッコイイ…
どこか昔の子供っぽい雰囲気が残っている寝顔…
幸せそう…
授業終わりのチャイムでカ~くんは目を覚ました。
「おはよっ♡」
『おぅ…』
寝ぼけてるカ~くん、カワイイ(><)♡
「はい、コレ!」
『何?』
「授業ノート。寝てたでしょ?」
『あぁ…ありがと。』
お昼休み。
カ~くんは1人の女の子に呼び出されて屋上へと向かった。
たぶん、告白だろう…
私はこっそり屋上でその様子を見ていた
女の子「あの…好きです!付き合って下さい!」
楓『ごめん。俺、彼女いるから。』
良かった…
ちゃんと断ってくれた…
正直、不安だった…
カ~くんはイケメンで優しくて頭も良くて運動神経もいいからモテるのは当たり前…だから不安で一杯になる。
カ~くんがこっちに向かって歩いてくるのに気がついた私は早足で階段を降りた
一足先に教室についた私は席に座ってニヤニヤしていた。
『何かいいことでもあった?』
カ~くんはニヤリと笑って私の顔を覗きこんだ
「別に~…?」
『ふぅ~ん…可愛くねぇ奴…』
怒った…?
私が後ろを向くと、カ~くんは頬杖をついてムスッとしていた。
普段クールなカ~くんのそんな表情に私はキュン♡とした…
「怒ってるの…?」
『別に~…』
「じゃあどうしてムスッとしてるの?」
『別に~…』
カ~くんの態度にしびれを切らした私はプイッと前を向いた。
その瞬間、後ろから手が伸びてきて…
私のほっぺをムニッとつまんだ。
「イタッ!?」
私はカ~くんの方を向いた。
すると、またほっぺをつままれた…
「ナニ…?」
『何でニヤニヤしてたの?』
そう聞かれて、私の顔は熱くなった…
『教えてくれないの?それなら…』
カ~くんはまたニヤリと笑って、ほっぺをつまんでいた手を頭にまわして私に顔を近づけてきた。
ヤバイッ…こんなところでキスされたら
そう思って、私はカ~くんの口に手を当てた…
「分かったから…ここではダメ!」
カ~くんはニコッと笑って顔を離した。
心臓破裂するところだった…
『どうしてニヤニヤしてたの?』
「屋上での告白見てたの…」
『それで?』
「…カ~くんが“彼女いるから。”って言ってくれて嬉しかったの‼」
『へぇ~、カワイイなお前。』
カ~くんは私の頭をポンポンして笑った
ピンポーン…
「はーい‼」
『おはよ。用意できた?』
「おはよ~!出来てるよ‼」
付き合ってから1日目。
私たちは周りに見せつけるようにイチャイチャしながら登校した。
ちょっと照れくさかったけど、
隣には大好きなカ~くんが居てくれる…
ただそれだけで幸せだった。
それにしても、周りの視線が痛い…
中には文句をブツブツ言ってる女の子も居る。
教室に入ると皆の視線が私たちに向けられた。
ザワザワ…
椿「お…おはよ~」
私は最近仲良くなった師走ゆずちゃんに挨拶をした。
ゆ「おはよ~!ねぇ、椿ちゃんあのイケメンと付き合ってるの!?」
椿「う、うん…」
ゆ「いいなぁ~、羨ましぃ~」
アハハ…と苦笑いをして席に着いた。
嬉しいことにカ~くんの席は私の後ろの席だった。
後ろを向くとすぐ近くにカ~くんが居る
…そう考えただけでドキドキする。
授業中。
ポンッ…
背中にカ~くんの手があたって、私は体をビクッとさせた。
後ろを振り向くと…
「(寝てる…)」
寝てるカ~くんもカッコイイ…
どこか昔の子供っぽい雰囲気が残っている寝顔…
幸せそう…
授業終わりのチャイムでカ~くんは目を覚ました。
「おはよっ♡」
『おぅ…』
寝ぼけてるカ~くん、カワイイ(><)♡
「はい、コレ!」
『何?』
「授業ノート。寝てたでしょ?」
『あぁ…ありがと。』
お昼休み。
カ~くんは1人の女の子に呼び出されて屋上へと向かった。
たぶん、告白だろう…
私はこっそり屋上でその様子を見ていた
女の子「あの…好きです!付き合って下さい!」
楓『ごめん。俺、彼女いるから。』
良かった…
ちゃんと断ってくれた…
正直、不安だった…
カ~くんはイケメンで優しくて頭も良くて運動神経もいいからモテるのは当たり前…だから不安で一杯になる。
カ~くんがこっちに向かって歩いてくるのに気がついた私は早足で階段を降りた
一足先に教室についた私は席に座ってニヤニヤしていた。
『何かいいことでもあった?』
カ~くんはニヤリと笑って私の顔を覗きこんだ
「別に~…?」
『ふぅ~ん…可愛くねぇ奴…』
怒った…?
私が後ろを向くと、カ~くんは頬杖をついてムスッとしていた。
普段クールなカ~くんのそんな表情に私はキュン♡とした…
「怒ってるの…?」
『別に~…』
「じゃあどうしてムスッとしてるの?」
『別に~…』
カ~くんの態度にしびれを切らした私はプイッと前を向いた。
その瞬間、後ろから手が伸びてきて…
私のほっぺをムニッとつまんだ。
「イタッ!?」
私はカ~くんの方を向いた。
すると、またほっぺをつままれた…
「ナニ…?」
『何でニヤニヤしてたの?』
そう聞かれて、私の顔は熱くなった…
『教えてくれないの?それなら…』
カ~くんはまたニヤリと笑って、ほっぺをつまんでいた手を頭にまわして私に顔を近づけてきた。
ヤバイッ…こんなところでキスされたら
そう思って、私はカ~くんの口に手を当てた…
「分かったから…ここではダメ!」
カ~くんはニコッと笑って顔を離した。
心臓破裂するところだった…
『どうしてニヤニヤしてたの?』
「屋上での告白見てたの…」
『それで?』
「…カ~くんが“彼女いるから。”って言ってくれて嬉しかったの‼」
『へぇ~、カワイイなお前。』
カ~くんは私の頭をポンポンして笑った