1人ぼっちと1匹オオカミ(下)
「大丈夫ですよ。それに、こんなとこでへばってる場合じゃないです」
「だから、休みなって」
「大丈夫ですって」
「晴野、寝てろ。今日はパソコン触らせねぇ」
「えぇ!?神野くんそれはないですよ!代わってください!」
パソコンの前に戻っていく神野によもちゃんは驚愕して、神野を揺さぶっているけど、完全に無視されてた。
「よも、ココア…って、お前大人しくしろ!」
「あう、お父さんが4人に…」
「はぁ?…たっく、ほら早く来ねぇとココアなしだぞ」
ソファに座った浩介によもちゃんは慌てて浩介の隣に座った。
そんなにココアが欲しいのかな…。
大人しくココアを飲み始めたよもちゃんは、飲み終わると浩介に強制的に寝かされてすぐに寝てしまった。