1人ぼっちと1匹オオカミ(下)

「彼女は監禁されていたんだぞ!!恐怖で覚えれなかった…」

『だから、なんであんたが口挟むの?俺は、蓬さんに聞いてんの』

「貴様、さっきから偉そうに…」

『じゃあ、あんたは偉いんだ?』

「当たり前だ!私は警視だぞ!!私の言うことに逆らえる奴などいない!!」

『それで、部下に証拠隠滅を命令した?』

「あぁ、それがどうし…ッ!!?」

『あれ、口でも滑ったか?もう1回言ってくれよ。部下に証拠隠滅、させたんだよな?』

 あは、自白させちゃいました。

 関口は真っ青になって椅子に座り込んでしまいました。

 というより、挑発乗ってくれちゃって、おもしろいですね。
< 381 / 411 >

この作品をシェア

pagetop