レンタルな関係。【番外編】
・
・
・
「俺、今月末でココ辞めるから」
「「ええええっっ!!」」
突然のナオちゃんの辞めます宣言に、
アタシたち、叫ぶしかなかったわ。
「どーして?! ナオちゃん?! 店長になんかされた?」
「もしかして襲われた?!」
「……いや、違うから」
「「「じゃあ、どうしてっ?!」」」
「……」
質問攻めのアタシたちに困り果てた様子のナオちゃんだったけど。
「まあ、すぐ近くの店だし。時々顔出すからさ」
なんて、あっさり去って行ってしまったわけ。
ショック!
その夜は、お客もほったらかしで皆で飲みまくったわよ。
ヤケ酒に、ヤケダンス。
店中、大変なことになってたわ。
アタシ。
ナオちゃんのこと、本気で好きなのよね。
なんていうの?
カッコいいのよ、とにかく。
そしてカワイイの。
オンナじゃなくても惚れるタイプよ、あのナオちゃんは。
でもね。
分かってるの。
アタシには振り向いてくれないってこと。
だってそうでしょ?
アタシはオトコ。
ナオちゃんにそっちの気が無い限り、
アタシがナオちゃんの彼女になれることなんてありえないのよ。
・
・
「俺、今月末でココ辞めるから」
「「ええええっっ!!」」
突然のナオちゃんの辞めます宣言に、
アタシたち、叫ぶしかなかったわ。
「どーして?! ナオちゃん?! 店長になんかされた?」
「もしかして襲われた?!」
「……いや、違うから」
「「「じゃあ、どうしてっ?!」」」
「……」
質問攻めのアタシたちに困り果てた様子のナオちゃんだったけど。
「まあ、すぐ近くの店だし。時々顔出すからさ」
なんて、あっさり去って行ってしまったわけ。
ショック!
その夜は、お客もほったらかしで皆で飲みまくったわよ。
ヤケ酒に、ヤケダンス。
店中、大変なことになってたわ。
アタシ。
ナオちゃんのこと、本気で好きなのよね。
なんていうの?
カッコいいのよ、とにかく。
そしてカワイイの。
オンナじゃなくても惚れるタイプよ、あのナオちゃんは。
でもね。
分かってるの。
アタシには振り向いてくれないってこと。
だってそうでしょ?
アタシはオトコ。
ナオちゃんにそっちの気が無い限り、
アタシがナオちゃんの彼女になれることなんてありえないのよ。