白と黒の誓い


あたし達が本気で言い合いをしている間で、

牛があたし達の顔を交互に見て‥‥‥


「‥‥この件は、受理で‥‥‥。」


そう言って何かの紙に、ポンッと判子を押す。


「「あぁぁぁあああああ!!!!」」


二人の息がピッタリと重なった。


「「おいコラ牛ぃい!!
テメェ、今なにしやがったぁああ!!」」


二人は、グイッと思いきり牛に詰め寄った。


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