せめて夜が明けるまで

ああ、私は幸せ者だな。

大好きな人にこんなふうに指輪をもらって、好きだよって言ってもらって。

私たちがこうなるのはきっと運命だったんだ。

大好きよ朝日。
ううん、愛してるわ。

「ずっと私のそばにいてね。離れないでね」

「約束するよ。ひかりから絶対に離れない。これからのひかりの人生は俺と一緒だ」

「はい」

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