【短編】君だけを愛したい


屋上の扉を開いて、ペントハウスで出来た日陰に腰を下ろすと壁に背を預けた。




夏の屋上なんて、暑くてやってらんねーけど。


だからこそ、誰も来ないから静かで過ごしやすい。



日陰でなら、寝るにはもってこいの場所だな……




そのまま眼鏡を外して目を瞑り、すぐに眠りに落ちていった―――



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