Airis 2
「……」
とりあえずそのままでパソコンに向かう。
「……ったく」
全く起きそうにないので、仕方なく立ち上がった。
よくこんな体勢で寝られるな、と呆れてしまう。
「んん…」
肩を掴みながら体を起こしてやり、そのままソファへ寝かせるけど全く起きない。
とりあえずその辺にあった毛布を掛けて、そのまま放置。
飲み過ぎたのか、かなり深い眠りだ。
「おやすみ」
「ん…」
眠りながら返事をする奈央に思わず笑いながら、仕事の続きへ戻った。