そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~
真面目に返された。



凛とした瞳の強さに、戸惑う。



「つか、初めに言ったように。
俺には、女にしか見えないけど?」



絢斗は、ジッとあたしを見つめた。



「……っ」



な、なんで、そんなに見つめるのかなー。



は、恥ずかしい……。



あ、暑くなってきちゃった。



手で、顔に風を送る。


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