そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~
おまえのこと、すげー好きだよ。
「葉月よりも、俺を選べよ」
……って。
意味が、全然わからない。
あたしのベッドまで引き返してきた絢斗の顔を、きょとんと見あげる。
「さっき、おまえを連れて行ったセンパイ達には、言った」
「……え?
なにを?」
「葉月の妹の結愛は、俺の彼女だって」
メニュー