そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~
「そんなの、花粉症でコンタクトがキツイとかなんとか、適当に言っときゃいいんだし」
「…………」
「っつーわけで。優しいお兄サマからのプレゼント」
「……え?」
――今日は、なに!?
そう思った瞬間、お兄ちゃんはTシャツの首元にひっかけていたメガネをはずして差し出した。
「ほら、これ。この前結愛が欲しがってたダテメガネ」
……って。
「あぁっ! ほんとだぁ!」
これ、この前お兄ちゃんとショッピングに行って目をつけていた可愛いメガネ。
お兄ちゃん、これをあたしにくれるのぉ!?
でもやばいのは、タイミング。
くぅ、これを今受け取ってしまったら、あたしはお兄ちゃんの言うことをきかなきゃいけない。
めっちゃ警戒してたのに。
悔しい、心をがっちりつかまれちゃったよ。
でも、このメガネに手を出すわけにはいかない。
欲しいけど、欲しいけど、我慢だ、我慢っ!
「…………」
「っつーわけで。優しいお兄サマからのプレゼント」
「……え?」
――今日は、なに!?
そう思った瞬間、お兄ちゃんはTシャツの首元にひっかけていたメガネをはずして差し出した。
「ほら、これ。この前結愛が欲しがってたダテメガネ」
……って。
「あぁっ! ほんとだぁ!」
これ、この前お兄ちゃんとショッピングに行って目をつけていた可愛いメガネ。
お兄ちゃん、これをあたしにくれるのぉ!?
でもやばいのは、タイミング。
くぅ、これを今受け取ってしまったら、あたしはお兄ちゃんの言うことをきかなきゃいけない。
めっちゃ警戒してたのに。
悔しい、心をがっちりつかまれちゃったよ。
でも、このメガネに手を出すわけにはいかない。
欲しいけど、欲しいけど、我慢だ、我慢っ!