そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~
体が、かっちこちになってしまう。



絢斗は、あたしの顔を胸に押しつけて……。



さっきよりも、ギュ―っと強く抱きしめた。



「こーしてれば、大丈夫」



「……っ」



絢斗の心臓の音が聞こえる。



それを聞いていたら、なんだかホッと……安心してきた。



それに……。



「絢斗、あったかい……」
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