そんなに、可愛い顔すんな。~男子校は、ドキドキですっ!!~
さっきまで、ちょっとだけ優しかったクセに、あっかんべーをしながら、お兄ちゃんがドアを指さす。



「うー。
やっぱり、優しくない。
鬼っ、悪魔っ!」



「バーカ。
んなこと言ってると……。
2度と代わってやんねーぞ?」



「えっ?
代わってくれる気……あるの?」



「……って。
すげーのり気だな」



「……っ」



「ま。
俺としても、最初からそのつもりだけど~」



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