幸せになるための方法
本当は、そんな気分じゃない。

けれども、行かないと、ノリの悪い友達に

認定されてしまう。

それは、嫌だ。

今までは、断ったことなんかなかった。


逃げ切れることもなく、

タクシーを二代に分け、繁華街へ向かう。

そこには、いつも通り、もう既に酔ってる人、

その辺に座り込んでる人、国籍のわからない人

で、込み合っていた。
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