*いいかげん俺を好きになれよ*番外編
あたしがそう言って笑うと、アユは少し照れたように頬を掻く。
「……そうか?
そういうお前こそ子供相手すんの上手かったじゃん」
「ほんと…?
えへへ、あたし子供好きなんだー。
そう言われるとうれしい♡」
うん。
でもなんか少しだけ将来を妄想しちゃったよね。
もし結婚して、子供ができたら…
素敵なパパとママになれるかなーなんて…。
だいぶ気が早いけど(笑)
「ねぇアユ、
あたしいいママになれるかなー?」
「…なれるんじゃね?」
「なれるといーなぁ♡
子供はね、女の子2人と、男の子1人がいいんだ!
3人いたらいいと思わない?賑やかで!」
「……」