*いいかげん俺を好きになれよ*番外編
「〜〜〜っ///」
思わず顔が真っ赤になる。
今の、ずるい。
ふいうちすぎる。
「し…した…//」
あたしが正直に答えたら、またクスッと笑った。
そしてまた頭に手を乗せると、
「…ありがとな」
「え…あ……うん」
なんだかもう、そう言われると全部、まぁいいかって気がしてくる。
下手くそなチョコで笑われたけど、喜んでくれたし。
気持ちは、伝わったよね。
「じゃあ来年も期待してるから」
「えっ?」
意外な言葉にひょい、と頭を上げて見上げる。
「ついでに再来年も、その次も。
毎年もらうからな。作れよ」
「え…」
そ、それはなに…
「えーと、それはどういう…」