スピン・オフ〜for 転んだら死神が微笑んだ
樹里を連れて家に帰る途中、樹里がお願いごとをしてきた。

ジュニー「ねぇ!パパ。花火やろう!」

ジュニーパパ「花火か。よしやろう。」

コンビニによって、花火を買った。


ご飯を食べた後、二人で花火をした。

ジュニー「ねぇ、パパ。ママはどこにいるの?」

樹里は夜空を見上げながら、私に聞いてきた。

空はもうすでに、星たちでいっぱいだった。

ジュニーパパ「ごめん。パパにもわかんないや。」

もう〜と樹里は、不満をもらしていたが、すぐに私を見てこう言った。

ジュニー「でも、ママからはわかるよね?」

私たちは、夜空に向かって、花火をあげていた。

花火を上に向けてあげるのは、人生で初めてだった。


ジュニーパパ「俺さ、ちゃんと笑うから。ちゃんと胸はるからさ。そこで、見といてくれよ。」

花火の先に見える星に向かって、私は誓った。
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