彼は永遠の王子様!?
隼「ほら、杏里。裕基の相手してたら疲れるだけだよ!」

裕「おい!どういうことだよ!」

杏「あっ!先生来たから、教室に帰らなくちゃ!」

杏里が言った通り、先生たちが来たので、私たちも教室に入った。

席に座ると、前の席は女の子だった!

(嬉しい!女の子だー!)

そして私は、後ろを向いた。

(やっぱり…。)

後ろには、案の定、篠原裕基くんが座っていた。
そうだよね。篠崎と鈴木の間に入るのは、篠原くらいじゃないかな…。

そんなことを思いながら、高3初日は終わった。
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