俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?
「待てよ、やっぱ送ってく」
「いーよ。バイク、置いたままじゃん」
「徒歩で帰れる距離だろ?また取りに戻ればいーし。つか、お前学校どこ?この近くって…」
ギクッ。
そんなの、言えるわけない。
「なんで教えなきゃなんない?あんたなんかに、絶対教えない」
「へー。ま、そう言ってられんのも今のウチ。俺の情報網なめんなよ?すぐ調べるから」
矢野が、にやりと笑う。
バレてもいーけど、とりあえずコンテストが終わるまではバレるわけにはいかない。
この格好で外を出歩くのは、これっきりにしよう。
「いーよ。バイク、置いたままじゃん」
「徒歩で帰れる距離だろ?また取りに戻ればいーし。つか、お前学校どこ?この近くって…」
ギクッ。
そんなの、言えるわけない。
「なんで教えなきゃなんない?あんたなんかに、絶対教えない」
「へー。ま、そう言ってられんのも今のウチ。俺の情報網なめんなよ?すぐ調べるから」
矢野が、にやりと笑う。
バレてもいーけど、とりあえずコンテストが終わるまではバレるわけにはいかない。
この格好で外を出歩くのは、これっきりにしよう。