俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?
「え…パン、潰れてるけど」
「今朝、急いでコンビニで買って、気づいたら潰れてて」
それにしても、潰れすぎ。
アンパンが、座布団みたくなってる。
「丸めて食べたら、確かに食事の時間が短くてすむよね」
「そっち?やっぱ美夜ちゃん、女子じゃないな~」
ひどっ。
寿くんだって、やっぱりそう思ってるんだね。
苦笑いをしていると、寿くんは潰れたアンパンにかじりつく。
「こんなパン見たら、つい、あたしの食べてとかさ。今までつきあった子なら、そう言ってた」
「えっ、まさかわざとなの!?」
「寿くん、思ったより抜けててかわいい。しょうがないな~、お弁当作るよってね。美夜ちゃんは、やっぱり一筋縄ではいかないな~」
こっ…この男…
意外に腹黒い?
寿くんのことが、ますますわからなくなってきた。
「今朝、急いでコンビニで買って、気づいたら潰れてて」
それにしても、潰れすぎ。
アンパンが、座布団みたくなってる。
「丸めて食べたら、確かに食事の時間が短くてすむよね」
「そっち?やっぱ美夜ちゃん、女子じゃないな~」
ひどっ。
寿くんだって、やっぱりそう思ってるんだね。
苦笑いをしていると、寿くんは潰れたアンパンにかじりつく。
「こんなパン見たら、つい、あたしの食べてとかさ。今までつきあった子なら、そう言ってた」
「えっ、まさかわざとなの!?」
「寿くん、思ったより抜けててかわいい。しょうがないな~、お弁当作るよってね。美夜ちゃんは、やっぱり一筋縄ではいかないな~」
こっ…この男…
意外に腹黒い?
寿くんのことが、ますますわからなくなってきた。