俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?
「ね、翔太とどこまでしたの?」




…はい?




思わず、弁当を膝から落としそうになった。




「どこまでって…はい!?別に、あたしはなにも」




「あんなにデレた翔太見たことねんだよな~。美夜ちゃん、なにしたのさ」




「あたしがするわけないでしょ!?そんなっ…まさか…」




って、キスはした。




確かに、すごいのをお見舞いされた。











思いだしただけで、顔から火が出そう。




いや、したんじゃなくて…あれは、事故。




あたしだって、気が動転して…




なにが起きたのか、わからなかったんだから。




< 294 / 511 >

この作品をシェア

pagetop