俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?
「ことちゃん!?マジで!」



あたしの様子を見て、心愛も興奮ぎみ。




「知り合いなのっ!?」




だけど、まさか。




あたしの知ってることちゃんは…




頭にリボンをつけて、髪の長い…女の子、だったはず。








「あ、おとなしくなった。大丈夫?」




寿くんが、あたしの顔を覗きこむ。




確かにことちゃんも、かなりの美少女だった。




だけど今、あたしの目の前にいるのは、かなりの美少年…。




「えー…ごめん、今プチパニック」




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