俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?
「お姉ちゃんが、あのタイミングであんなこと言うから…ひどいよ…」
美琴はシクシクと泣き始めてしまう。
最近、ずっとこうだ。
あたしの部屋へ文句を言いに来ては、泣く。
あたしだってどうにかしてやりたいけど、中学校には来ないでって言う。
あたしが行くと、更に最悪な事態を引き起こしそうだって。
だったら、どうすればいい?
「好きなのに…コウくんだけなの…こんな気持ちになったの」
そうだよね…わかるよ。
あたしも、最近やっと寿くんのことが大切な存在に思えてきたから。
相変わらず、仲良しの女の先輩がいたりするし、
ふたりの距離が妙に近いと冷や冷やしているあたしがいる。
だけど、
敢えてなにも言うことができない。
美琴はシクシクと泣き始めてしまう。
最近、ずっとこうだ。
あたしの部屋へ文句を言いに来ては、泣く。
あたしだってどうにかしてやりたいけど、中学校には来ないでって言う。
あたしが行くと、更に最悪な事態を引き起こしそうだって。
だったら、どうすればいい?
「好きなのに…コウくんだけなの…こんな気持ちになったの」
そうだよね…わかるよ。
あたしも、最近やっと寿くんのことが大切な存在に思えてきたから。
相変わらず、仲良しの女の先輩がいたりするし、
ふたりの距離が妙に近いと冷や冷やしているあたしがいる。
だけど、
敢えてなにも言うことができない。