俺をこんなに好きにさせて、どうしたいわけ?
「美琴~、教えてよ。どんな内容だった?」




「えへへ~。あたしのことが、キライじゃないって。よかった!!あたしコウくんに嫌われてなかったんだよ。もう、幸せ過ぎる~!!」





頬を紅潮させ、まるで告白されたかのような、喜びよう。




ガクッとなりかけたけど、それもそのはず。




ずっとそっぽを向かれてたわけだから、




嫌われてない…それだけで、うれしいはず。




うん…ホントによかった。








「よかったね」




「お姉ちゃん…今までごめんね?八つ当たりしてた」




やっと、優しい美琴が戻ってきた。




最近、別人のように怖かったからね。




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