クール男子の取扱説明書
「そういうことで今井くん!同じ班になろうね!」
「……ったく」
今井くんは、面倒臭いなんて言いながらも私と一緒な班になってくれるから
やっぱり、少しは近づけてるのかな?
無視なんて、よっぽどのことがない限りしないしさ。
「今井くん、私今井くんと同じ班になれるなんて幸せだよっ!!」
「そ」
あなたの返事は未だに短いけれど、今井くんの顔を見ればわかる。
私の観察力なめないでよ!
今井くん、あなた照れ屋さんなんですね。