クール男子の取扱説明書



コンコン

誰かが部屋の扉をノックした。


「はーい。誰ー?」


「西川です!」


「今開けるね!」


私は、テレビを消してベッドから降りて部屋の鍵を開けた。


「あれ?舞琴ちゃんは?」


「中村は、用があって今部屋にいないの!」


「そうなんだ~」


そう言って、‘のっち’こと西川乃々華ちゃんは私のベッドに腰を下ろした。

ちなみに、のっちは私と中村と同じ部屋!


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