クール男子の取扱説明書



「今の2人、かっこよかったね!!」


「うん……」


「まさか、薫惚れちゃった!?」


「あの、焦げ茶?の髪の色をした、クールな人……高校生かな……」


「明日も会えるといいね!」




さっきの女子2人が、こんな会話をしているなんて、もちろん知らない俺は、これから起こることも知らずに、石原さんに会うのを楽しみにしていた。


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