クール男子の取扱説明書
14.私のことが大好きです。
「ただいまー!」
「遅いよ!2人とも!」
部屋に、戻るともうトランプが、飽きたのかベッドに転がってる佐倉くんと野村くん。
「買ってきたからとりあえず食べて」
今井くんが、小さなテーブルに袋を置いた。
「え!これ、買ってきてくれたの、流石祐月」
佐倉くんが、袋からお菓子を取り出してそう言った。
「いいから、食べて」
「由良ちゃんもありがとー!」
私は、佐倉くんに笑顔で返して座った。