生徒会長の言う通り
『んで、何かな?』


『これ…』


渡されたのは少し大きめの包装された袋


ピンクと白の包装紙で包まれていた

『??これ、俺に?』


『はい、三日ほど遅れましたが誕生日プレゼントです』


…なるほど。

俺の誕生日プレゼントねぇ…


凄い嬉しい。

誕生日の日はくれないのかって結構落ち込んでたけど。



『あ、あと先生のキッチンお借りしてもよろしいですか?』



『あ…うん、いいけど?
キッチンでなにする気か?』


『私、手料理振る舞います』


…えっと…、

ぇぇぇえー!?


『待て待て待て、そこまでしなくてもいいぞ!?
つーか、男の部屋なんて』


『いいですから、三日先延ばしにしてしまった詫びです』


…嬉しいってのは嬉しいけど

『材料は、用意してありますし。』


は!?何処に!?


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