生徒会長の言う通り

仕業

『私は先生が幸せを守れるように頑張っていきたい』



『え、なに
俺との関係でもガードマンポディションな訳じゃないよね?!
そんな守られなくても生きていけますから』



そうじゃないよ翔太。
貴方は、私にとってどれだけ大切か



貴方にはわかるだろうか



けれど、だだ周りだけで雰囲気だけで納得して
傷つけた


翔太は1ミリとも痒くも痛くもないけれど


私はその自分に苛立ちを覚える


『先生と私の思いってのは、多分違う
差はそんなにないと思うけど気持ち的に』



ツンッと私のつま先に当たった小石を軽く蹴って


『今は浅いだろうけどいずれなにも言わずとも分かれる仲となりたい』



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